スイーツ(笑)と呼ばないで!!
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11/24/00:09 [PR] |
12/13/18:55 全てのものには歴史がある突然、個人的な話をするが、私は過去を振り返るのは嫌いだ。
ついでに言うと、3年以上先の未来について計画を立てるのも嫌いだ。 ただ、今流行りの真田丸など歴史ものは好きだし、そもそも昔は考古学者になりたいと思っていた時もある。また、将来世界はこうなっているかもしれないなぁ、と言ったような空想はするし、技術を採用するにあたって将来の見通しを立てたりはする。 前者と後者の違いは何かと言うと、前者は私個人の過去と未来の話で、後者はこの世界の過去と未来の話である。 それで、まず個人的なことで言えば、私は今しか見ない。仕事上、半年から1年先くらいまでは計画を立てるが、書いても1行程度の計画で、より現在に近づけば近づくほど段階的に詳細化されている。 逆に、この世界の話で言えば、私は現在と過去と両方を行ったり来たりして、現在の姿をより正確に理解しようと試みる。 つまり、現在を理解するために、過去を見るのである。 例えば、最近私はAWSについて強い関心を抱いている。 AWSには数十を超えるサービスがある。 初めてAWSの世界に足を踏み入れた時は、その数の多さと複雑さに圧倒された。 そういった一見複雑なものに出会った時には、 過去に戻ってみましょう!! そうです、全てのものには始まりがあり、歴史があるのです。 昨日は初心にかえり、深夜自宅で一人Macの画面に張り付きながら、AWSのWhat's Newページを古い順にひたすら読んでいきました。 まず、どこまでさかのぼれるか。 https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2004/ このページが現存する最も古いものになります。 URLの2004を2003に変えるともう404ページになりますね。 AWSの最古のサービスと呼ばれるSQS(Simple Queue Service)の紹介文がありますね。beta testingと書いてあります。 2006年になるとおなじみのS3(Simple Storage Service)やEC2(Elastic Compute Cloud) が登場して来ます。まだベータだったりアメリカだけだったりしますが。 2009年になると、ヨーロッパでも利用可能になったり、CloudFront、ELB、EBSと言う見慣れたサービスや、インスタンスの契約でもスポットインスタンスなど多様化して来ます。この年に一気にAWSの世界が広がったのがよくわかります。 ここからは、毎年かなりの機能やサービスがリリースされていきます。一つ一つ挙げるとキリがないのでここでは割愛します。 2011年になると、 https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2011/ 今まで英語だったページが日本語に切り替わります。 ついに、アジアパシフィック東京リージョンが利用可能になったのです。 その後も、毎年さまざなアップデートがあるのですが、そこも割愛します。 そして、最後の2016年のページに来ると、まずその数に圧倒されます。 かなり新しいサービスや機能が一気にリリースされていることがわかります。 つまり、もうあと数週間で終わるこの2016年はAWSの歴史の中では、かなりホットな時代なんですねー 時間は同じスピードで流れていたとしても、歴史というのは各年ごとに濃淡があります。動く時もあれば、全く変わらない時もあります。 そんな中、我々は、今、このAWSの歴史の中で一番熱い時代の真っ只中に生きているのです。 何という幸運でしょう!! すみません、ちょっと熱くなりすぎましたね^^;;;; 今回、ブログではこんなことがあったよー、と出来事だけを追いましたが、このニュースリリースの概要を読むと、なぜのその機能やサービスが必要だったのか、どんな課題を解決するためにそれの機能やサービスをリリースしたのか、が読み取れます。 そうすると、ただ何の脈略もなくフラットなアイコンの羅列に見えたサービス一覧も、全く違ったように見えて来ます。 より、現状のサービスについて理解できるようになるのです。 ということで、もし人生で一見太刀打ちするのが困難な複雑な事象に出会ったら、可能な限り過去の歴史を追ってみましょう。どんなものも、シンプルでわかりやすいところから始まっているはずです。 蛇足ですが、私はLinuxのカーネルの最初のコミットのソースを読んだこともあります。OSというものが何であるのか、そもそも何を実現しようと、どんな仕組みで戦いを挑んだのか、よく理解できました。その延長線上で最新のカーネルのソースを読んだ時、だいぶ理解が進んだ記憶があります。 今日は、 困ったら、タイムトラベラーになったつもりで、現在と過去と両方を行き来したら良いよ、 という話でしたー PR
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