スイーツ(笑)と呼ばないで!!
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
11/24/07:32 [PR] |
05/24/19:13 ヤミ研みなさんはヤミ研という言葉をご存知だろうか?
いろんな定義や由来があるだろうが、私が聞いたことがあるのは、その昔、会社の通常業務が終わった後に、電気を消した闇(ヤミ)の中でこっそり有志で研究を続けた、とかってエピソード。 まぁ、実際には、そんなことをやったら法的に問題が発生したりするわけなんだけど、昔の企業には知りつつも目を瞑るおおらかさがあった。 で、こんなことを書くとそれこそ高度経済成長期とかバブル期とかの話かと思われがちだけど、実は普通に21世紀でも行われてる。 私も新人の時は4年上ぐらいまでの先輩たちとヤミ研をしていた。当時はWebの世界ではなくWindowsの世界の人だったので、例えばSQL Server の高価なeditionとか、自宅のサーバーに入れて研究するなんて無理だったし、どうしても会社でやらないとならなかった。 実際のところは、先輩がそれとなく上司に話を通してくれていて、咎められることは一度もなかった。気になっている研究の続きをしたくて、自分のタスクをさっさとこなして勤怠押して、場所を開いている会議室とか喫煙室とかに移動したりして研究を進めながらメンバーを待つ、みたいなこともあった。 そんなのもあって、業務で何か新しい技術に取り組むことになった時に、「あ、業務での経験はないですけど、個人的にはちょっと研究したことがあって・・・」なんて誰かが言うのがよくあった。 逆に言うと、新しいテーマが出てきた時に担当者に任命してもらうチャンスを獲得するのは、そうやって先に「個人的に」やっている人ばかりだった気がする。 でも、Webの世界なんかだと、オープンソースのおかげで環境つくるのも安くできるし、メンバーだって、社内だけでなく社外の人から見つけることもできる。 たぶん、今はもうヤミ研なんてあまり必要じゃないと思う。それは、きっと、良いことなんだろうなと思う。ただ、物理的な距離の問題とかもあって、毎日勤務後に顔合わせるなんてことはできない。ちょっとだけ、寂しい感じもある。 ふと、機会があって、いろんな勉強会を案内しているサイトを覗いたけど、自分の業務と関係ない技術がたくさんあって、本当に楽しそうだった。たぶん、エンジニアは、自分の熟練の技術で何かを作りたいという欲求とは別のところに、自分が全く知らない新しい技術の世界で初心者として学びたいという欲求があるのではないだろうか。 そういえば、去年の年末くらいに会ったあるエンジニアの方は「解き放て!!」とかってキーフレーズを言っていた。 最近、ヤミ研をテーマにした http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1510/09/news046.html こんな記事も見かけた。 他にも https://sankak.jp/ こんなサービスも最近見かけるようになった。 昔、ヤミ研とかやっていたメンバーは、こんなのを利用しているのかもしれないと思った。 でも、けしてオススメしているわけではない。 何より、まず、現職の企業との法的な問題もある。 昔のヤミ研は、やっぱり会社への愛社精神みたいのが根底にあって、今は上を説得できるほどの根拠はないけど、まず先に有志でこっそり進めて結果を出せば、上も納得するはず、そしてそれは結果会社にとって良いことだから・・的な発想があった。 でも、上にあげた2つは、そうじゃない。単に自分の欲求を満たすためだけ、もしくは、真逆で会社の枠を超えて、社会とか世界とかのため、ということなんだろうと思う。 でも、新しい恋人と付き合いたいなら、やっぱり今の関係をきちんと清算しないとね。 ということで、着地点の見えないの文章だけど、そろそろ終わり。 とりあえず、現時点の結論としては、例えば、 https://twitter.com/atnd_kanto こんなところで新しい技術の勉強会を見つけて、新しい世界との接点をもって、視野を広げるくらいが、趣味としてバランスが良いのかなと思う。 視野が広がると、今の仕事上の判断でもいろいろと良い効果があると思うしね。 (もちろん、大前提として、自分の業務の関連技術を一通りおさえた上での趣味の話ね) PR
|
|
|