スイーツ(笑)と呼ばないで!!
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11/24/07:21 [PR] |
05/27/09:44 百聞は一見に如かず前に、ゲンキングさんが検索はinstagramと言っているのを聞いて、この人は何言っているのかな、と思ったけど、今朝のNHKによると今の若い人たちの過半数はinstagramやtwitterで検索をするらしい。GoogleやYahooなどのいわゆる検索エンジンの利用が過半数以下とは・・。 確かに、写真は一見してわかる、というメリットがある。そして、プロが情報を加工して出すまでには時間がかかるし、一番情報が早いというのもそうかもしれない。最近では先行公開みたいのがプロのメディアだけでなく影響力のある個人も招かれたりするし。ファッション、グルメ、その他個人向けの消費にからむものは確かにそうかもしれない。 百聞は一見に如かず、とはよく言ったものだ。確かに、百回聞くよりも一回見た方が理解できることも多々有る。 (もっとも、おそらく原義は聞く、見る、の比較といよりは間接的か直接的かの比較だと思うが) ただ、instagramでシステム開発で検索するとどんな結果が返ってくるんだろうか。たぶん、ビジネスや消費ではなく投資に属するものは事情がちょっと違うんだろうな、と思う。 とはいえ、結局、システムも使うのは人なので、消費者の質的変化には注目していないとならない。 発注者は、仕様書などの文字情報は今まで以上に見なくなり、弊社でやっているような、仕様書よりも先にプロトタイプを見せてあーだこーだと仕様協議をすることを望むクライアントがより一層増えるかもしれない。 操作するユーザも、いちいちメニューの文字や説明書きを見ることが今まで以上になくなり、アイコンの種類や配置などで直感的に判断する傾向が高まるかもしれない。 コミュニケーションも、今まで以上に文字では無く、図解が重要になってくるだろう。 この傾向は、もちろん今までもあって、だいぶ昔から言われていたこと。でも、これまでの予想以上にこの傾向が加速する気がする。 昔、大学時代に心理学の教授が「わかった」と「わかったつもり」は大きく違う、という話をしていた。本当は世の中の真実なんてそうそう簡単にわかるものではない。でも、人間は根源的に「わかりたい」という欲望を持っている。ただそこまで努力はしたくない人も多い。 そこで「わかったつもり」にさせるプロがこの世の中にはたくさん登場した。お気軽な納得感を提供するプロだ。人は理解できないものへの恐怖やストレスはハンパないが、たとえ正しくなくても何かしら自分を納得させる材料があれば心の平安を保つことができる。 良い悪い、好き嫌い、はあるかもしれないが、世の中がそうであり、その世の中で成功したいなら、受け入れるしかないかもしれない。 私は、言葉は嫌いじゃない。むしろ、好きな方だと思う。例えば、「鯛」と言葉にすれば一文字で済む情報を、絵や写真で伝えようとしたら手間がかかる。言葉というのはとても効率的で便利な道具であることは間違いない。 ということで、結局はバランスの問題で両方一長一短だ。 ただ、私のケースで言えば、もっと「見せる」技術を強化する必要があるな、と感じる今日この頃なのである。 (ここで「見せる」というのは画像とかってものだけでなく目に見える行動とかそういうのも含む) モチベーションを上げるためにあえて極論を自分の戒めとするなら、「本当の真実なんてどうでもよくて、その人に見えるものだけが、その人にとっての真実なのである」、といったところだろうか。 ふと、学生時代にきいた一つ上の先輩の「私は、あの人が実は良い人だとかって情報はどうでもよくて、その人が私にとって良い人でなければ、その人は良い人じゃない」という名言を思い出した。 言語はシステム屋にとっては最大の武器だけど、極力その武器を使わない戦い方を学んでみよう。そしたら一歩進んだ成果を手に入れることができるかもしれない。 PR
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