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05/31/14:36  セキュリティと利便性はトレードオフ



たまに、不具合の調査の相談なんかで呼ばれていく。

最初に状況の説明があって

「なるほど、じゃ本番サーバーの状態見てみようか。今ログインしてる?」

って聞くと

「あ、今、切れちゃったんで・・また接続します」

みたいに言われることがある。

で、また、ソースなんかを追って、もう一度サーバーの状況見ようとすると、またセッションが切れている。

この何度もつなぎ直すのがとても面倒・・。

これ、サーバーの設定なんだよね。

ゆったりした不具合調査ならまだ良いんだけど、突然緊急で呼ばれてログインすることになったサーバーがそんな設定になっていると、ちょっとイラっとくることがある。

で、普段はお任せなんだけど、今日はちょっとした社内案件でサーバーを設定する必要があって誰も手が空いてなかったので久々に私の方でセットアップ。

ついでに、設定の方法をここに書いておく。

/etc/ssh/sshd_config

このファイルに

ClientAliveInterval
ClientAliveCountMax

という項目を追記すれば良い。

ClientAliveIntervalは生きてるか確認するための間隔(秒単位)。ClientAliveCountMaxはタイムアウトになっていた場合に再確認する回数。

例えば、仮に10分に設定したいなら

ClientAliveInterval 60
ClientAliveCountMax 10

とかってやれば良い。

具体的な数値は、各プロジェクトのプロジェクトマネージャーの指示のもと設定すれば良いと思うけど、デフォルトだと、ほぼ毎回セッション切れている画面に遭遇するレベルだと思うので、適切に変更すべきだと思う。ちなみに、ClientAliveIntervalのデフォルトは0で、0の場合は生存確認すらしてくれない。

ということで、なんか怒っているような文章になってしまっているけど、ちょっとした設定で今後の皆のストレスが軽減されるならやった方が良いね。

セキュリティと利便性はトレードオフ、ほど良いバランスが大事だねー

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